ツクルト忍者 直線切りが得意な「キルト」
ツクルト忍者 波切りが得意な「ナミート」
ツクルト忍者 くり抜きが得意な「ヌキット」

はじめてのカッター工作にぴったり!世界に1つのこいのぼりを作ろう

新しく公開した「お家の中で仲良く泳ぐこいのぼりモビール」、ちょっと難しそうに見えるかもしれませんが、実はカッターに不慣れな子どもにこそおすすめなんです。

真剣な表情でカッターを使う女の子。

まっすぐ切ったり、切り抜いたり、ちょっとカーブをつけたり。カッターの扱い方をカラダで覚えられるように、1匹のこいにいろんな切り方を散りばめました。つまり、「工作をしながらカッターの練習にもなる!」ということ。

そしてもう1つおすすめしたいポイントは、好きなように模様をつけられること。誰が作っても世界に1つのオリジナルこいのぼりができあがります。

模様のつけ方はもちろん自由ですが、どんな模様があるのか、レベル別にご紹介します。

レベル:★☆☆ まっすぐ線を引くだけ!三角うろこ

直線だけで作る三角うろこ

カッターの基本中の基本、まっすぐの線だけでつけられる模様です。
うろこ模様を下書きして、カッターで2本切り込みを入れるだけ。

真剣な表情でカッターを使う二人の子ども。

切るときは、型紙の角度を変えて、奥から手前にまっすぐ切ります。

切った部分を谷折りして、うろこを完成させる。

三角に切れた部分を谷折りにすれば、うろこが1つ完成。線を長くするとうろこは大きく、短くすると小さくなります。

レベル:★★☆ なみ線で切り抜こう!

カーブした線でつくる模様。

お次は手首をうまく動かしながら切るなみ線で模様を作ります。まずは「S」のような2本のなみ線で、模様を書き込みます。

波線で作った鯉。

「S S S」と並べて、高さや幅が揃うように書くときれいに見えます。模様の向きは、パーツごとに変えてもOK!

カーブに合わせて手首を動かしながらカット。

線のはしから切りはじめ、カーブに合わせて手首を動かしながら切ります。このとき、刃を傾けすぎないように注意しましょう。はしまで来たらもう一度最初の位置に戻り、もう1本の線を同じように切ります。

2本の線の両端がぴったり合うように切るとキレイに切り抜けます。

レベル:★★☆ Uターンでまあるいうろこ

Uの字でつくる丸いうろこ。

こちらはより急カーブなUターン。こいに「U」の字のうろこを下書きします。

カーブに合わせて手首を動かしながらカット。

小さいと難しくなるので、まずは大きめに書くのがおすすめです。

カーブに合わせて手首を動かしながらカット。

下書きした線に沿って切り、Uの字のカーブしている部分に差し掛かったら、体を動かすのではなく、型紙を動かしながら切っていきます。切り終わったら、切ったところを谷折りにします。

レベル:★★★ 型紙をまわしてまあるく切ろう!

丸く切り抜いた穴から目を覗かせる女の子。

最難関は、型紙をくるくる1周させながら切るサークル模様。こちらもまずは下書きしておき、線に沿ってカッターで少しずつ切っていきます。

型紙をしっかり押さえて、カーブにそって丸くカット。

サークル同士が近すぎると破れやすくなるので注意。
カッターの刃を体に対してまっすぐ動かせるように、体の位置はそのままにして、型紙を動かしながら切りましょう。

 

と、ここまでは子ども向けにかんたんな模様を紹介してみましたが、もっと難しい模様にすることも可能。

ツクルトメンバーが本気を出して作ってみたので、ぜひご覧ください。

レベル:∞ 大人の本気をご覧あれ!超絶技巧★金色鯉

金色に輝く鯉。そのボディには、日本の伝統文様“青海波(せいがいは)”が刻まれています。

向こうまで透けて見える繊細な切り込み。

向こう側まで透けて見える繊細な切り込みは、光の当て方や鑑賞する角度によってさまざまな表情を見せてくれます。

総制作時間は約5時間!下書きしたらあとは黙々と、淡々と、粛々と、ただひたすら切っていくだけなので、細かな作業が好きな方は楽しめる…かも!?

日本の伝統文様、“青海波”模様の金色鯉。

本気を出すため、この細かな模様にはこちらのアイテムを使いました。

アートナイフ

刃先が鋭角で細かい作業に適したペンタイプナイフ。グリップは再生プラスチック材100%で環境にも優しい!

製品ページへ

カッターに慣れていなくても、「こんな模様にしたい!こんなこいを作りたい!」という思いがあれば、きっとそのやる気に“手”が追いついてくれるはず。

真剣にカッター工作に取り組んだ二人。

撮影を手伝ってくれた子どもたち。疲れた〜という表情の中に、やりとげた達成感も見え隠れ!?

「うちの子には難しそう…」と諦めずに、まずはチャレンジしてみてほしいです。