子どもたちのあいだでも、「バレンタインに手作りチョコ」がすっかり定着していますが、ラッピングまで手作りしたことはありますか?
特別なギフトボックスや包装紙を使わなくても、手作りだからこそ、お菓子のカタチや大きさにぴったりのラッピングができあがります。包み方次第で、お菓子がより「おいしそう!」に見えたり、渡した相手に「おもしろい!」と喜んでもらえたり。
子どもと一緒に手作りする方も、友チョコをたくさん準備するご予定の方も、ぜひ手作りラッピングを取り入れてみてください。
かんたん&キレイ、トリュフチョコカップ
手作りバレンタインの定番・トリュフチョコは、かんたんに作れるけれどココアパウダーが付着して、ラッピングがキレイにまとまらないのが難点。
ここで活用したいのが、100円ショップでも手に入る紙コップやクラフトペーパーカップです。紙コップの底にワックスペーパーを敷いてトリュフチョコを入れ、飲み口を折ってテープで止めるだけ。
紙コップがパッケージ兼受け皿になるので、ココアパウダーの付着が気にならずキレイに仕上がります。マスキングテープやリボンで自由にアレンジしましょう。
デコレーションチョコは、“見せる”ラッピング
大きめの一粒チョコや、ナッツごろごろのデコレーションチョコ。この見た目をラッピングで隠すのはもったいない!そんなときは、“透明の袋”を上手に活用します。一粒チョコはスティックを刺し、スティックが上に出るように、チョコの部分だけ袋にイン。
デコレーションチョコは透明袋に包むだけでも見栄えがしますが、包み紙に丸や三角の穴を開けておくことで、窓からチョコがちらっとのぞく仕掛けに。「おいしそう!」と「かわいい!」をいいとこどりした欲張りなラッピングが完成します。余った包み紙でタグをつけるのもおすすめ。
手を汚さずにパクッ!キャンディ包みのブラウニー
ブラウニーは乾燥防止のために1つずつラッピングを。せっかくなので、キャンディ包みで手を汚さず食べられる“心配り”も一緒に包みましょう。
その方法は、包み紙の真ん中に2本のミシン目を入れるだけ。
キャンディのように包んで両はしをねじり、ミシン目のはしにマスキングテープを貼ってOPENの目印をつければOK。真ん中からぺりぺりはがせば手が汚れず、一段とおいしく食べられます。
たくさん作れて見栄えもGOOD!コーンアイス風ラッピング
たくさん配りたいときは、かんたんに作れて見た目もかわいいコーンアイス風!手作りチョコはもちろん、市販のお菓子を詰め合わせるだけでもOKなので、子ども会の景品にもおすすめです。
まずは、正方形の包装紙を扇形に切ります。この扇形に対して横向き、高さは真ん中あたりにミシン目を2本入れ、くるっと巻いて長辺を両面テープでとめたら、好きなお菓子を入れるだけ。
手間がかかっているように見えて作り方はシンプルなので、子どもと一緒に作るのも楽しいですよ。
ぺりぺりめくるヒミツのメッセージで特別感アップ!
ラッピングができたら、メッセージにもちょっとした仕掛けを。
メッセージカードにミシン目を入れた紙を1枚重ねるだけで、もらった人だけが読めるヒミツのメッセージに。ただ封筒を開けるよりも、ぺりぺりと紙をめくる時間が「何かあるのかな?」とどきどき感を高めてくれます。
子どもがメッセージを書いているとき「見ちゃダメ!」と言われたら、こっそりのぞき見しないように気をつけてください(笑)。
相性バツグンの手作りラッピングで、バレンタインチョコをもっと特別なギフトに
贈る人のことを考えながらチョコを作り、相手の喜んでくれる姿を想像しながら1つひとつ包み込む。そんな時間が、バレンタインをもっと特別なひとときにしてくれます。
バレンタインはもちろん、ホワイトデーのお返しや誕生日、クリスマスのプレゼントにも。ぜひ、ラッピングまで手作りしてみてくださいね。
ミシン目ロータリー28
紙・フィルム・ビニールなどにミシン目を入れることができます。刃は直径28mmのステンレス製。手作りチケットはもちろん、ラッピングにも活躍!