レベル
むずかしい
走る牛乳パック工作!
びゅんびゅんミルカー
牛乳パックを使って、ミルクのクルマ、ミルカーを手作り。輪ゴムのチカラで走らせて、距離を競ったり、的を作ってゲームしたり、親子や友だちと遊んで楽しもう!夏休みの工作や自由研究にもおすすめです。
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夏休みの工作や自由研究におすすめ!
輪ゴムのチカラだけで走る!
角度を変えてもずっと目が合う!
でこぼこタイヤも作ってみよう
紙コップくずしゲームで対戦しよう!
作ってみよう!
準備するもの
あると便利なもの
親子で一緒に!
はじめてのカッター
使い方講座
基本をマスター!
作り方
牛乳パックを切り開く
牛乳パックを3個、水で洗って乾かしておきます。
パックののりづけで分厚くなっているカドをはさみで切ります。(開いたときに分厚いところがはしになるように)
底も切り開きます。同じように残りの2箱も切り開きます。
型紙を切り分ける
プリントした型紙を、切り取り線に沿って切り分けます。パーツIはしばらく使わないので、それまで無くさないように注意しましょう。
[POINT]
4つの四角い穴と丸い目の部分も忘れずに切り抜きましょう。パーツBの中央の黒丸は後で穴を開けるので切り抜かないように。
パーツAの型紙を
牛乳パックに書き写す
牛乳パックのウラ面(白い面)にパーツAの型紙を、折り線が牛乳パックの折り目と重なるようにマスキングテープなどで仮止めします。
カドの部分をボールペンで書き写していきます。4つの四角い穴の部分も忘れずに。折り線(点線)は型紙の外側に印を書いて、型紙をはずします。
パーツBの型紙を
牛乳パックに書き写す
空いているスペースにパーツBの型紙を仮止めし、カドの部分を書き写していきます。
パーツBの中心の丸印をボールペンで強く押して跡をつけます。
パーツBの型紙をはずし、押しつけた跡にボールペンで印を書きます。
パーツBの型紙をもう一度別の場所に仮止めし、同じように書き写します。
パーツC〜Hの型紙を
牛乳パックに書き写す
パーツC〜Hの型紙を、牛乳パックの折り目をまたがないように置いて仮止めします。
カドの部分を書き写していきます。
目の部分も丸く書き写します。折り線(点線)のところは型紙の外側に印を書いて、型紙をすべてはずします。
油性ペンなどで小さい方の丸に目を書き込みます。
パーツJの型紙を
牛乳パックに書き写す
パーツJの型紙を、折り線が牛乳パックの折り目と重なるように仮止めします。
カドの部分を書いて、型紙をはずします。
牛乳パックに
折り目をつける
パーツAを写した牛乳パックの折り線の印に定規をあて、下まで切らないように軽いチカラで切込みを少し入れ、折り目をつけます。
パーツC〜H、パーツJにも下まで切らないよう切込みを少し入れ、折り目をつけます。
牛乳パックを切る
型紙から書き写したカドを目印に、牛乳パックを切ります。
四角い穴、大きい方の丸の部分も切り抜きます。目を書き込んだ小さい方の丸の部分は切らないように。
すべてのパーツを切り分けます。分かりやすいようにマスキングテープにアルファベットを書いて貼っておきます。
パーツAを組み立てる
はさみでストローを2.5cmの長さに2本切ります。
パーツAの折り線を折り、前の方のカドをビニールテープで止めます。(後で色をつけるときにウラ写りしない白いビニールテープがおすすめ)
2.5cmに切ったストローを前の方の四角い穴から0.5cmほど外に出してビニールテープで2本とも貼りつけます。
はさみでストローを8cmの長さに1本切ります。
8cmに切ったストローを後ろの方の四角い穴から約0.5cmずつ外に出してビニールテープで貼りつけます。
パーツCをパーツAにつける
パーツCの折り線のところを折り、パーツAの内側にパーツCを重ね、ビニールテープでつなぎます。
両サイドをビニールテープで止めます。
前から上部分に2カ所ビニールテープで補強します。
パーツDをパーツAにつける
はさみでストローを7cmの長さに1本切ります。
パーツDの折り線のところを折り、小さい方の長方形の先たんに7cmに切ったストローをビニールテープで貼りつけます。(後でゴムをかけるのでストローで補強します)
パーツAをウラ返して後ろ部分とパーツDの大きい方の長方形の部分をビニールテープでつなげます。
後ろ部分と両サイドをビニールテープで止め、両サイドと上部分もグルッとビニールテープを巻いて止めます。
写真の線のところに両サイドともはさみで切り込みを入れます。
タイヤの準備をする(1)
竹串(または竹ひご)を2本とペットボトルのフタを8個用意します。(10個のうち2個はうでに使うので穴を開けないように)
竹串の場合は先たんが尖って危ないので、約16cmになるようにカットします。竹串をコロコロ転がしながら、カッターで折り目をつけるとかんたんに折れます。
[POINT]
ペンタイプで使いやすいOLFAのホビーのこなら、かんたん・きれいにカットできるのでオススメ!
タイヤの準備をする(2)
ダンボールの切れはしを下に敷いて、ペットボトルのフタの中心にキリなどで穴を開けます(大人のひとにやってもらおう)。大きく開けすぎるとゆるゆるになるので、ギリギリ竹串が通るぐらいの大きさにしておきます。
8個すべて穴を開けます。
[POINT]
でこぼこタイヤにしたい場合はこのページの一番下にあるサブアイテムを見ながら作りましょう。
後輪を作る
竹串をペットボトルのフタに通します。
ペットボトルのフタをもう1個逆向きに通してビニールテープで貼り合わせます(フタと同じ色のビニールテープがおすすめです)。貼り合わせたら竹を後ろ側のストローに通します。
もう片方も同じようにペットボトルのフタを2個通してビニールテープで貼り合わせます。穴が大きくてゆるゆるの場合は木工用ボンドでフタと竹串のすき間をふさぐように接着しておきます。
[POINT]
ストローとペットボトルのフタのあいだは3〜5mmほどすき間があるように調整します。
[POINT]
タイヤと竹串は直角になるように。ゆがんでいるとまっすぐ走らなくなります。
前輪を作る
ダンボールの切れはしを下に敷いて、パーツBの中心にキリなどで穴を開けます。大きく開けすぎるとゆるゆるになるので、ギリギリ竹串が通るぐらいの大きさにしておきます。(大人のひとにやってもらおう)。穴を開けた2枚のパーツBを木工用ボンドで貼り合わせます。
竹串を前側のストロー1つに通し、貼り合わせたパーツBを通します。残りのストローに通して、パーツBが真ん中になるように調整します。
後輪と同じようにペットボトルのフタを竹串に通して貼り合わせます。穴が大きくてゆるゆるの場合は木工用ボンドでフタと竹串のすき間をふさぐように接着しておきます。
パーツBと竹串を木工用ボンドで両側から接着し、半日ほど乾かしておきます。
ロボットのあたまを作る(1)
牛乳パックから切り分けたパーツE〜Hの折り線を折り曲げます。
パーツFの片側にパーツHをビニールテープでつなぎます。
パーツHのはしをパーツFのもう片側にビニールテープでつなぎます。
残っている面を折り、ビニールテープで3カ所止めます。
ロボットのあたまを作る(2)
パーツEの目の穴に近い、絵柄がある長方形の方にボールペンで対角線を書き、対角線の中央約1cmにカッターで十字の切り込みを入れます。
パーツEの片側の出っ張っているところとパーツGのはしを木工用ボンドでつなぎます。
木工用ボンドをつけたところをさらにビニールテープでつなぎます。
パーツGのはしをパーツEのもう片側に同じように木工用ボンドでつけてからビニールテープでつなぎます。
目の穴に遠い方の面を折り、ビニールテープで3カ所止めます。
ロボットのあたまを作る(3)
大きい方の頭に小さい方の頭を入れます。
目がある方にすき間を空けて、目がない側面を3カ所ビニールテープで止めます。
[POINT]
書き込んだ目が、穴の真ん中にくるように調整しながらビニールテープで止めましょう。
ロボットの体を作る
牛乳パックから切り分けたパーツJの絵柄がある方の中央にボールペンで対角線を書き、対角線の中央約1cmにカッターで十字の切り込みを入れます。
折り線を折り曲げて4辺をビニールテープで止めます。
ロボットのあたまと
体をつなぐ
竹串を7cmのところにカッターで折り目をつけて折り、先たんをビニールテープで10周ほどグルグルと巻きつけます。
ビニールテープを巻いた側が中に入るように、あたまの切込みを入れた部分に竹串を通し、3辺をビニールテープで止めます。
もう片方を体の方に通します。
マスキングテープで色をつける
クルマのボディに好きな色や柄のマスキングテープを貼ります。
ロボットも同じように好きな色や柄のマスキングテープを貼ります。アクリル絵の具やペンで塗ってもOK!(絵の具やペンは乾く前に触ると色が落ちてしまうので、完全に乾くまでしばらく置いておきましょう)
輪ゴムをつける
輪ゴム2本をクロスさせて連結します。
連結した片方の輪っかを二重にします。
二重にした方の輪っかをボディ後輪の前側にグルッと通し(むずかしければ大人のひとにやってもらおう)、⓫で入れた切り込みに引っ掛けます。輪ゴムを引っ張りすぎて、牛乳パックがつぶれないよう慎重に。
ウラ返して、輪ゴムの結び目が真ん中になるように調整します。
滑り止めとして、前輪に二重にした輪ゴムを2本ずつつけます。
ロボットのうでを作る(1)
パーツIの型紙と、2色の色画用紙を用意します。
パーツIの型紙を、色画用紙に仮止めし、カドの部分と中央の部分の印を書き写します。もう1色の色画用紙も同じように書き写します。
印に合わせて、細長い短冊形に2本切ります。もう1色の色画用紙も同じように切ります。
ロボットのうでを作る(2)
色の違う色画用紙のはしを直角に重ねてのりづけし、下になっている色画用紙を折って、上の色画用紙の上に重ねます。
また下になっている色画用紙を折って、上の色画用紙の上に重ねます。同じように交互に繰り返して、最後まで折っていきます。はしがあまったらはさみで切り落とします。
最後に折り込んだところをのりづけしておきます。
折り込んだ色画用紙の片側とペットボトルのフタを木工用ボンドで貼り合わせます。乾くまで動かさないようにしましょう。
もう片方のうでも同じように作ります。
うでをつけてクルマに乗せる
ロボットの本体にうでを2本とも木工用ボンドで貼り合わせます。乾くまで、うでと本体をマスキングテープで固定しておきましょう。
乾いたらマスキングテープをはがして、うでを引っ張って伸ばします。
ロボットをクルマに乗せて完成です!
走らせる
空回りしないように前輪を指で押さえながら、パーツBの回転盤の切り込みが前を向くようにし、ウラ側の輪ゴムを引っ掛けます。
前輪を指で押さえたまま床に置き、ゆっくり後方に動かすとタイヤの軸に輪ゴムが巻きついていきます。前輪を指で押さえながら持ち上げて床に置き、またゆっくり後方に動かします。
輪ゴムの巻きつきがストローのはしに届くまで数回繰り返します。
巻き終わったら、狙いを定めて指をはなして発車します!
[POINT]
うまく走らないときはココをチェック!
・輪ゴムを巻きすぎていない?
・タイヤと竹串がゆるゆるになっていない?
・タイヤとストローのあいだにちゃんとすき間があいている?
もっと!ツクルト!
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